「黒子っち、今日も愛してるよ。」

「そうですか、一刻も早くに死んでください。」





君は君で居なくたっていいんだ。

でなければ、皆が好きな君は、僕が嫌いな君とイコールになる。




「そんな黒子っちが大好きっスよ。」

「そうですか、僕はそんな君が今日もだいきらいですよ。」






君自身が嫌いな君を、どうして僕が好きになれたりするものか。







大丈夫。

いつか君を僕がころしてあげる。



そうしたら、皆が嫌いな、僕が好きな、


そんなきみに逢えるのでしょうか。




うそつきを象る正直者と

しょうじきものに見せかけた嘘吐きのはなし






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肯定されるよりも否定されることのほうが安心することだってあるよねって言うお話です。